乾燥肌になると、本当に嫌ですね。
肌がカサカサするし、ひどくなってくると「痒くて、かゆくて」。
そうならないためにも、化粧品や石鹸(洗顔料)などのスキンケア用品には気を遣いたいものです。
年をとってきたり、紫外線などで肌にダメージがあったりすると、乾燥肌がどんどん進んでしまいます。そうなる前に、しっかりと乾燥肌対策を考慮した化粧品を選ぶようにしたいですね。
乾燥肌対策となる化粧品
乾燥肌対策となる化粧品を選ぶ時には、保湿効果が高い成分が含まれていることがポイントです。
保湿成分の高い成分としては、セラミドやヒアルロン酸が挙げられます。
セラミドは、肌の保水力が高いのが特徴です。ただ、セラミドを含む化粧品は、価格が高くなる傾向があります。
一方、ヒアルロン酸も保湿力がありますが、セラミドよりは多少保湿効果が下がるようです。ただし通常は、セラミドを含む化粧品よりも、ヒアルロン酸を含んだ化粧品の方が低価格なのが特徴です。
顔につける化粧品ではなく、身体につける保湿効果の高いスキンケア用品の場合は、尿素入りのクリームが選択肢の一つになります。
もともと肌の保湿を保つ角質細胞の中の水分には尿素が含まれています。その尿素を、保湿クリームで補おうというのが一つの方法なのです。
ただし、尿素の成分が20%以上にあると、刺激が強すぎる場合もあるようです。特に、お子さんや高齢者向けには注意が必要です。
乾燥肌対策のための化粧品を選ぶ時期
乾燥肌対策のための化粧品を選ぶためには、乾燥が酷くなる前にしっかりと対策を始めることがお薦めです。
・空気の乾燥がひどくなる冬の前
・除湿をきかせている梅雨や夏の時期
・紫外線のダメージを受けやすい時期
紫外線は、春先の3月、4月頃からだんだん強くなり、5月から8月頃までが多い時期です。夏よりも、5月に多いので、この時期には、化粧品で十分な紫外線対策をすることが、乾燥肌対策にも繋がるのです。
この他にも、加齢によって、肌の保湿力が衰えるということもあります。
乾燥肌がひどくならないように、乾燥肌対策を重点的に行なう時期を意識したり、年齢を重ねた場合には日ごろから乾燥肌対策を継続したりということができるようになると、乾燥肌を十分に防ぐことができます。
年齢を重ねると肌の状態も変化します。今まであっていた化粧品やスキンケア用品が合わなくなってくることがあるのです。
現在の自分には、どのような乾燥肌対策の化粧品やスキンケア用品が適しているかを、きちんと試してみることをオススメします。
乾燥肌からのひどい痒み。
このような状態にならないように、しっかりと肌のケアをしたいものです。